正しいなんてあやふやを信仰する愚か

ひとりで生きるための懺悔。大人になる虚しさ。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

僕の叫びたかったこと Ⅱ

僕の死ぬときに、泣いてくれる人が居てほしいと思う だれかが少しばかり僕を惜しんで 肯定された僕は、顔も知らないだれかに許される それを 僕はきっと知らないけれど それで 僕はきっと救われるから 死の予感を得て眠る夜がある 人に話すと笑われたけれど …

20211101

しろい太陽のあさの匂いは 橙色の星のはな 中腹を照らす夢 暮れの予感をもよおす 窓枠の内は色褪せた風景画 僕たちは それぞれに誰かを描いて 思い馳せる 凍えるような夜にさえ 胸に灯る紅い熱 愛をささやく心臓は とうに痺れ青い蜜 その病に効く薬などない…