襲う襲う真暗闇に賊のように 這い回る線虫 僕の核を探す ちらちら輝る青い群像の侵略僕をひとりにしないでと静かに祈る夜がある 僕をひとりにしてくれと誰かに願う夜がある ひとつの呼吸で闇を撫でる夜があって 夜闇に溶け 蔵の光の冷気を恐れる夜がある 助…
まだ暑さの残る夏の夜に見た君の顔なんてもう忘れてしまった「夕暮の患者メランコリック」四月に入院なんてこれぞ四月馬鹿ってな運命 頻繁な面会の君の清純さが気に食わない 学び舎がどうだって? 味わえやしない幻想ばっか、笑えない聖夜に君が訪れたとき 蛍…
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