あれは冬だった。白にふらふらと落ちていく雪は、 風にもてあそばれ 飛び上がるようなつめたい風は何も関係ない ボクを吹きつけた。 返事をしないコンクリートブロックはまるで 凍っているように見えもするけれど かれらはそう無機質に生まれただけだ。 ボク…
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