正しいなんてあやふやを信仰する愚か

ひとりで生きるための懺悔。大人になる虚しさ。

20210414

(あお)いろの
インデペンデンスと
上澄みの
エンディング

音階は
火曜日の放課後です。

傷つけずに
くるまれた
懸念の
木立は

さしずめ
私情の
スーツの裾に


セルリアンブルーの
ソーダ水は
立場のない
宙ぶらりんのいのち

ったたた ったたた
テトテト 今
飛び立った


渚は
似ている
ぬるい

野の花を
吐き
暇つぶし

不変に思える
変速の
ほうき星


まとわりつく
ミカンの汁が
無色透明の
メダカの目玉を
もぎとった

薬物中毒の
有志たち

呼び鈴は
落雷

倫理の
縷縷(るる)たる
恋慕は
籠絡された
我が翅鞘(ししょう)





初めて詩を書くにあたり、「詩 書き方」と検索しました。そこであいうえお作文を参考にしたアプローチを拝見して「やってみたいなぁ」と思っていたので、時々こうして遊ぶ(練習)ことにします☺️