正しいなんてあやふやを信仰する愚か

ひとりで生きるための懺悔。大人になる虚しさ。

チュリーシー

ボクになってよ チュリーシーチュリーシー
ひるねをやめないで
さかなの骨をすてないで
クッキーなんていわないでよ
こんなにつめたい朝におきて
飴色のなかでお茶をいれようって
あったかい毛布がボクを呑み込んで
きみの声が届かないよ...
...
ボクになってよチュリーシーチュリーシー
ボクをおいてかないで
ボクをわすれないで
ボクをひとりにしないでよ
こんなにつめたい朝にうまれて
むげんのようなよまでのみちを
お湯やママの人肌や電気でごまかして
ボクもういいこでいられないよ...


責任とってよチュリーシーチュリーシー
ボクをきずつけた責任とってよ
ボクだけが泣く責任をとってよ
ボクだけ笑えない責任をとってよ
チュリーシーチュリーシー
ねぇチュリーシーチュリーシー
...
みんなと一緒になって、笑うの?
だれにも問えない責任を
だれも悪くない責任を
そんな透明な責任を
ボクしかみえない透明だから
ボクだけの問題にして
すりつぶして、笑うの?
...
チュリーシーチュリーシー
地中ふかくに隠そうタイムカプセルみたいに
何十年何百年何千年
ずっといっしょでも笑っていられるように
いたくないふりできるように
これからもつづけられるように
チュリーシーチュリーシー
ボクはわすれないよ

 

ボクになってよチュリーシーチュリーシー
ボクの見方になってよ
ボクになってよチュリーシーチュリーシー
返事をしてよ
心配だっていうんなら たすけてよ、チュリーシー

ねぇ

チュリーシーチュリーシー
...ジジジ
チュリーシーチュリーシー
...ジ