正しいなんてあやふやを信仰する愚か

ひとりで生きるための懺悔。大人になる虚しさ。

20220504

‪‪‪‪✕‬ぬこともできないからペンを執った。
今日の昼間には、好きな人たちと楽しく過ごした。
今日の深夜には、瞼と上唇を腫らして泣いた。
最近よく思い出すのは、目を引く場所に飾られる先×期待の作品を部屋の隅から人々の間から眺めたこと。私の血や涙を知っている先×が、私に背を向けていた、あの永遠しゅんかんだ。

私には、素晴らしい容貌は無い。気づいたときには、虐げられるべき容貌を持っていた。
私には、素晴らしい人柄は無い。私の世界の、人々に虐げられてからは他人によくしたいと思えなくなった。
私には、素晴らしい友人は無い。友人には、私よりも相応しい友人がいた。
私には、素晴らしい恋人は無い。先の通り、そんなものいるわけが無いのだ。
私の人×には、価値が無い。私の作品人×がただのガラクタだと判明した。先×の背中がそう言っていた。
私の人×には、意味が無い。楽しく過ごせる、好きな人たち、でさえ頼ることができず顔を泣きはらしている。

もう、やめたい。
×きることをやめたい。
何も無い、頑張って×きてきて何も持っていない。
空虚な人×の痕跡を見るためだけに存在していたくない。もう、何も見たくない。
見たくないのに、×き頑張らなきゃいけない。
弱虫だから、‪‪✕‬にきれない。
愚かだから、‪‪✕‬にきれない。
がむしゃらに×きてきたのに、ふと手のひらを見たとき何も掴めてやしなかった。
もう、×きたくないよ。

愛する人たちが私を=した。
頼った人たちが私を=した。
私が私を=した。





ああ、明日妹は遠くに帰るのに、泣かせてしまうのかなと思った。私は妹を泣かせたくなかった。私は泣くしかなかった。私は泣くことしかできなかった。